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「キリストの民として生きる喜び」詩篇33篇

聖書箇所:詩篇33編 (旧約聖書 p. 863)

説教題:「キリストの民として生きる喜び」

参照:ハイデルベルク信仰問答問 Q. & A. 1、21、60

説教者:ローレンス・スパーリンク(キリスト改革派日本伝道会宣教師)

 

説教の趣旨:私たち人間は人種や国籍を超えて、創造主なるお方の愛の交わりの中に招き入れられて、本来の目的に沿って歩む時に、深い平安と生きる勇気と喜びを見出す。全人類を信仰によって救いに入れてくださる主イエス•キリストと結ばれることに秘訣がある。

 

説教の中心的主張点: すべてのものの造り主でおられる生ける神様は、ご自身に信頼を置き、待ち望む者に、喜びと平安に満ちた命を提供してくださいます。

 

序説: 宣教師の使命と特権:創り主を紹介して、真の幸福へ人を招き入れること。

1、聖書に何を期待するか。

ア、真理である(ヨハネ伝17章17節)

イ、人の勝手によるものではなく、まさに神のみ言葉である(第二ペテロ1章20節)

ウ、私たちを救いに導く力がある(第二テモテ3章16節)

 

2、詩篇33編のテーマを紹介する。

ア、全てを創造なさったお方がおられる。

イ、このお方を賛美することがいかにふさわしいか。

ウ、このお方は今も生きておられ、全てをちゃんと見ておられる。

エ、このお方に逆らう者、よそのところに救いを求める者の行動が虚しい。

オ、このお方の御心を悟り、信じて待ち望む者に救いがちゃんと与えられる。

 

3、聖書は一貫して確かな救いを証しする。

ア、詩篇32篇6−7節、詩篇34篇18−20節にもこのテーマが現れる。

イ、助けを叫び求めた人が救われた具体例が多くある(日本にも)。

ウ、詩篇116編も主の救いを体験した人の証しである。

 

4、旧約聖書は全てキリストが現れる以前のものであるが、来るべきキリストの救いの技が前提である。

ア、創造主との和解の道をイエス様が提供してくださる。(33編18−19節)

イ、主の数々の恵みを体験して、主の招きにどのように応えるか。

ウ、この世にいる限り災いと困難が現れるが、キリストが与える平安はこれらに勝つ。

結論:詩篇33編は救いを真の生ける神に待ち望むように勧めている。そうする人、そうする国は幸いである。賛美と安心がきっと授かるだろう。