創造から終末に至る神の救いの計画 第11講:モーセのような預言者 申命記18章15、18節 (12月6日)

創造から終末に至る神の救いの計画

11講:モーセのような預言者 申命記181518節 (12月6日)

 

【今週の御言葉 申命記181518節 モーセのような預言者】

 

「恵みの契約の仲保者キリストは、預言者・祭司・王として十字架の苦難と復活により御自分の民のための贖いの業を成し遂げ、恵みの契約を成就されました。」キリストは「メルキゼデクと同じような祭司」であることに見ました。キリストは「モーセのような預言者」です。モーセに対する約束として「モーセのような預言者」の登場が待望されるようになりました。そのような待望の中で、主イエスが「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」と見なされました。「モーセのような預言者」とは、どのような預言者でしょうか。モーセは、神が「人がその友と語るように、顔と顔を合わせてモーセに語られ」ました。そのように主イエスは、「父がわたしに命じられたままに語る」のであり、「父のふところにいる独り子である神、この方が神を示された」ということでした。主イエスは、「わたしを見た者は、父を見たのだ」と宣言されました。「神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くの仕方で先祖に語られたが、この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。神は、この御子を万物の相続者として定め、また、御子によって世界を創造されました。御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れ」です。こうして神の啓示は停止され、今はキリストの言葉によって神とその御心は啓示されています。ですから「あなたたちは彼に聞き従わねばならない」と命じられます。