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2022年 宗教改革記念礼拝「聖餐によるキリストの現臨」      【今週の御言葉 復活の主との交わりとしての主日礼拝 ヨハネ20章19~23節】

 

わたしたちは日曜日の朝に礼拝を捧げています。礼拝とは何でしょうか。それは第一に、復活の主イエスとの出会いと交わりです。墓に葬られた主は、土曜日の安息日ではなく週の最初の日である日曜日に復活されました。そしてその後日曜日ごとに弟子たちの前に姿を現し、「あなたがたに平安があるように」と、祝福してくださいました。第二に、それは御言葉と聖霊による主イエスの臨在です。目には見えない主が、そして今は体においては天の父なる神の右におられる主が、御言葉と聖霊によって、この礼拝に臨在し、わたしたちを祝福してくださっています。第三に、そこでは神の言葉の解き明かしとしての「説教」が為されます。そこでは【神の言葉に聞く】ことが求められます。毎週の礼拝の招きの言葉の中で、「今日こそ、主の声に聞き従わなければならない」と招かれます。御言葉と聖霊によって臨在される主に、わたしたちはその言葉を聞くことにおいて応答します。また第四に、聖礼典が執行されます。聖礼典とは神の恵みの目に見えるしるしです。そこで第五に、主の臨在にあずかる聖餐にあずかります。そこでは、【罪の贖いの犠牲】としての主イエスが分け与えられ、命の糧の【神による養い】が為されます。そしてそこで【キリストとの交わり】と【キリストにある相互の交わり】が為されます。宗教改革によって礼典中心のミサから御言葉中心の礼拝に改革されました。今日も主の御言葉にあずかりましょう。