創造から終末に至る神の救いの計画 第20講:聖霊の働きにより「子とされる」 ローマ8章1~17節 

創造から終末に至る神の救いの計画

20講:聖霊の働きにより「子とされる」 ローマ8章1~17 6月13

 

【今週の御言葉 ローマ8章1~17節 聖霊の働きにより「子とされる」】

 

 わたしたち一人一人に与えられた聖霊の働きによって、わたしたちは新しく生まれ変わる者とされました。「聖霊は私たちを生まれ変わらせ、私たちが新しく造られた者となるようにされます。」この「新しい生まれ変わり」は、わたしたちが「義とされ、子とされ、聖とされる」ということです。神の一方的な恵みによって義とされたわたしたちは、神の子として受け入れられました。これは神と養子縁組をしたことによって神の養子とされたということです。本当の神の子、実子は主イエスですが、わたしたち人の子を神の子とするために、神の子が人の子となってくださったのでした。神の子として受け入れられたわたしたちが受ける特権は「神の子の数に入れられ、その自由と特権を受け、神のみ名をその上に記され、子たる身分を授ける霊を受け、大胆に恵みのみ座に近づき、アバ父と呼ぶことが出来るようにされ、憐れみをこうむり、守られ、備えられ、・・・決して捨てられず、それどころか贖いの日のために証印され、永遠の救いの相続人として、いろいろな約束を受け継ぐ」ことです。この主イエスの霊をいただくことにより、わたしたちは神を「アッバ、父」と呼ぶことが許されました。そして共同相続人とされたことによって、主イエスが父から受け継ぐすべての霊的財産を受け継ぐ者ともされました。この地上にあっては神を「アッバ、父」と呼んで、いつでも助けを求めることが許された者とされているのです。