創造から終末に至る神の救いの計画 第16講:「ダビデの子」メシアの昇天 使徒言行録1章3~11節 (5月16日)

創造から終末に至る神の救いの計画

16講:「ダビデの子」メシアの昇天 使徒言行録1章3~11節 (5月16日)

 

【今週の御言葉 使徒言行録1章3~11節 「ダビデの子」メシアの昇天】

 

「恵みの契約の仲保者キリストは、預言者・祭司・王として十字架の苦難と復活により御自分の民のための贖いの業を成し遂げ、恵みの契約を成就されました。」神はダビデに「わたしは彼の王国の王座をとこしえに堅く据える」と約束されました。「神の国」をもたらした「ダビデの子」主イエスは、十字架による贖いの業を終えた後、天に昇り、神の右に座して、今は王なる主権者として天地を支配しておられます。そしてやがて終わりの時に再び来て、天地万物に対する裁きを下した後、王権を父なる神にお返しになります。主イエスが昇天した、つまり天へとお帰りになったのは、父の霊であり、また御自身の霊でもある聖霊を遣わすためです。そして聖霊によって、わたしたちといつまでも共にいてくださるようになるのです。聖霊によりわたしたちは、父なる神と主イエスと一つとされ、またお互い同士も一つとされて、一つのキリストの体である教会の肢体とされていきます。そしてその聖霊が主イエスに対する信仰を与え、永遠の命への道を歩ませてくださいます。昇天に際して主イエスは両手を広げる姿で祝福しながら天へとお帰りになりました。今でも主イエスはその姿でわたしたちを祝福しながら、わたしたちのために執り成し続けてくださっています。わたしたちの地上の歩みは、この主イエスの祝福の祈りに包み込まれるようにして営まれています。この主イエスの祝福の執り成しの中で歩み続けているのです。