創造から終末に至る神の救いの計画 第10講:メルキゼデクと同じような祭司 ヘブライ7章1~28節 (11月29日)

創造から終末に至る神の救いの計画

10講:メルキゼデクと同じような祭司 ヘブライ7章1~28節 (1129日)

 

【今週の御言葉 ヘブライ7章1~28節 メルキゼデクと同じような祭司】

 

神は預言者を通して「新しい契約」の約束を与えられました。そして「その契約の仲保者である約束の救い主を、神に選ばれた者として待望させられました。時満ちて、神は、約束のメシアとして御子イエス・キリストを遣わされました。恵みの契約の仲保者キリストは、預言者・祭司・王として十字架の苦難と復活により御自分の民のための贖いの業を成し遂げ、恵みの契約を成就されました。」このメシアとして立てられたイエス・キリストは、「預言者・祭司・王」の三職を達成する方として油注がれました。キリストとは神の働きのために油を注がれた人を意味しますが、主はその三職を受け継がれたのでした。そして彼はメルキゼデクの位に従えば、祭司であるゆえに祭司職を継承したのでした。イエス・キリストは「メルキゼデクと同じような大祭司」であり、「忠実な大祭司となって、民の罪を償うために、すべての点で兄弟たちと同じようにならねばならなかった」のでした。「更に完全な幕屋を通り、雄山羊と若い雄牛の血によらないで、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられ」ました。そして「神の右に座っていて、わたしたちのために執り成して」くださり、しかも「イエスは永遠に生きているので、変わることのない祭司職を持っておられ」、「この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。」