8月6日(ルカ12章4-7節)

〔今週の御言葉-私訳と黙想 ルカ12章4~7節 一羽の雀さえ忘れることはない〕

 ところで、わたしの友人であるあなたがたにわたしは言います。あなたがたは体を殺して、その後でそれ以上の何かを行うことができない人々を恐れてはいけません。そこでわたしはあなたがたに誰を恐れなければならないかを教えましょう。あなたがたは、殺した後にゲヘナに投げ込む権威を持っている方を恐れなさい。確かにわたしはあなたがたに言います。あなたがたはこの方を恐れなさい。五羽の雀が二アサリオンで売られていないでしょうか。しかしその中の一羽さえ、神の前に見落とされる〔無視される〕ことはありません。さらにあなたがたの頭の髪の毛もまたすべて数えられています。あなたがたは恐れてはいけません。あなたがたは雀たちよりもずっと優れています。

*〔 〕は別の訳。

 

 主イエスはやがて迫害の時代を迎えることを予測して、「体を殺して、その後でそれ以上の何かを行うことができない人々を恐れてはいけません。あなたがたは、殺した後にゲヘナに投げ込む権威を持っている方を恐れなさい」と弟子たちに語られました。主に対する信仰を告白することが、財産没収、地位剥奪、逮捕、拘禁、拷問、そして殉教を意味していた時代に、主イエスは誰を恐れるべきかへとわたしたちの目を向けさせていかれます。地上の生活と命を惜しんで永遠の命を失うことがないように、また地上の死を恐れて永遠の死を忘れることがないようにと注意を促します。そしてそのような迫害のさ中にあっても神の守りは変わらないことへと思いを向けさせます。「五羽の雀が二アサリオンで売られていないでしょうか。しかしその中の一羽さえ、神の前に見落とされることはありませんマタイでは「二羽の雀が一アサリオンで売られている」とあり、一羽では値段が付けられないほど安く売られている雀です。しかも二アサリオンなら四羽のはずですが、ルカでは五羽となります。それは一羽がおまけに付けられているということです。それほど軽んじられている雀ですが、「その中の一羽さえ、神の前に見落とされることはありませんだから勧められます。「あなたがたは恐れてはいけません。あなたがたは雀たちよりもずっと優れています」と。この神の確かな守りで今日も生きていることを信頼していきましょう。